イチジクとクリームチーズ入バタール

油脂と砂糖を使わないシンプルなフランスパン生地と、ドライイチジク＋クリームチーズの組み合わせは絶妙です。

ドライイチジクのヘタを切り捨てて、１ヶにつき６等分程度の大きさに切っておく。トルコ産イチジクの場合、100gで約6ヶ程度ですから、パン１本につき、切り分けたイチジク12ヶ程度が入る事になります。

切ったドライイチジクをザルに入れ、熱湯をたっぷりかけて湯通しし、しばらく水気を取っておく。

クリームチーズを10センチ程度の棒状に切り分けた物を、6本用意しておく。

ボールに強力粉、塩、モルト、イースト、水を入れて混ぜる。粉気が無くなるまで、スケッパー(カード)で引き延ばして押し付ける様に混ぜてラップを被せる。

20分後、生地を周囲から持ち上げる様にして折りたたみ、何度かパンチして、ラップを被せる。

20分後、もう一度同じ様にパンチして、ラップを被せる。

20分後、さらにもう一度同じ様にパンチする。この段階で、生地を伸ばすと薄い膜が張る様になるので、これで生地の出来上がり。ラップを被せて、1時間半前後一次醗酵させる。（気温によって一次醗酵の時間を調整する）

生地が倍程度に膨らんだら、フィンガーテストしてOKなら、強力粉をふって、スケッパーで台に取り出す。３分割して丸めて、ふきんをかけておく。

20〜30分後、3分割した生地を台の上でめん棒等で、15〜20センチ角程度の大きさに伸ばし拡げる。

広げた生地上の手前に、クリームチーズを２本直線上に並べて、全体の１／３の量のイチジクを適当な間隔で混ぜながら、巻き込んで行き、最後はしっかりと指でつまんでとじ目を塞ぐ。粉をふってクルクルと転がして成形する。

3つの生地を同じ様に、具材を入れて成形し、とじ目を下にしてふきんをかけて二次醗酵させる。

30〜1時間後クープを入れて、210度に熱したオーブンに投入、霧吹きで水をオーブンに充満させる。約25分間焼成する。

ドライイチジクは倍量、クリームチーズは倍量〜3倍量入れれば、更に濃厚な味になります。お好みで、具材の量と大きさは変えて下さい。